| 〜さまざまな健康増進作用がある温泉を上手に利用しましょう〜 |
日本では、昔から“湯治”と呼ばれる温泉を利用した病気治療が行われてきました。温泉にはリラックス効果、温熱効果(保温、体への刺激その他)などさまざまな健康増進作用があります。
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- ・温泉水に含まれる化学成分(カルシウムイオンなど)の薬理作用によるもの
・温熱や水圧・浮力といった物理的作用によるもの
- この両者が総合的に体を刺激して、人間が本来持っている自然治癒能力を高めます。また、温泉地を取り巻く自然環境などの因子も無視できません。
- その効果をより確実に得るには、まず自分の体調に合った温泉地を選び、散歩のような適度な「運動」を取り入れ、バランスのよい「食事」をとり、自然溢れる美しい風景などの「環境」に触れながら過ごすようにしてください。健康4要素を適切に組み合わせれば、自然治癒能力を効果的に刺激することができます。「海」「山」「森林」のそれぞれの温泉地の特徴を説明しましょう。
| 海の温泉地 |
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海風には湿気があり、塩分を多く含んでいます。
一般的に夏は涼しく、冬は暖かく1日の気温の差は比較的小さく穏やかに過ごせます。
新陳代謝や心肺機能も高まり、自律神経の安定化といった傾向が見られます。
高齢者や高血圧、呼吸器系の弱い人に向いていますが、北国の海岸などには刺激的な環境のところもあるので注意が必要です。 |
| 山の温泉地 |
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気候による刺激で心臓血管、呼吸運動のトレーニングができます。歩行など運動をすればさらに効果は高まるでしょう。
高度が300m〜1000mぐらいの高原などでは、気候は穏やかで刺激は少なめですが、一方、1000m以上の高原や山岳では、日射しや紫外線が強くなるので注意が必要です。 |
| 森林の温泉地 |
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気温が温和で植物から放出される物質(フィトンチッドなど)が周辺の空気を清浄してくれます。
自然の緑のよい香りが精神的に快適さを与えてくれます。ウォーキングなどの運動も無理なく行なえます。
一般的にいって森林環境の温泉地では、年齢や体調を問わず過ごすことできますが、花粉症や樹木性のアレルギー性疾患の方は注意が必要です。 |
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- 首までしっかり浸かる全身浴は、心臓が拡大し、肺の容量が少なくなるため、心臓の負担が大きくなります。
ゆっくりのんびり入浴するには、みぞおちのあたりまでお湯に浸かる半身浴が最適。特に心臓や肺の弱い方、高血圧の方、高齢者には、浴槽のふちを枕に浮く寝浴をおすすめします。
<正しい温泉の入り方>
- かけ湯は念入りに!
かけ湯は欠かすことができない重要なプロセスです。かけ湯をせずに、冷たい体をいきなり熱いお湯の中に入れると、そのショックで血圧が急上昇してとても危険です。
- 負担の少ない半身浴から!
かけ湯を終えたら静かに湯舟に入ります。熱い湯に一気に体を沈めるよりは、まず体の半分の高さまでのお湯に入ると体に無理がかかりません。
- 小刻みな入浴を1日3回まで!
温泉に来たからといって、度を越した回数の入浴は考えものです。
1日に3回までを目安にしてください。
- 上がったあとは、シャワーは浴びずに休息を!
水道水のお湯を「あがり湯」としてかぶるのはNG。
肌についた温泉の薬効成分は3時間程度は効果が持続しているのです。
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シルバースター登録制度とは、高齢者にやさしく、すべての人が利用しやすいよう、宿泊施設の設備・サービス・料理面で一定基準に整備された旅館・ホテルを対象とした認定登録制度です。 |
<主なシルバースター登録基準一部>
- 客室内浴室・トイレには必要に応じ、手すり等が設置されていること。
- 共同浴室は男女の区別があり、高齢者が安全に利用できる設備があること。
- 共同トイレは出入口から男女別で、手すりつきも有り水洗式であること。
- 共同トイレ内に事故発生時用の連絡設備があること。
- 階段等には手すりを設置すること。
- 食事は高齢者に配慮したメニュー(献立)の提供もできること。
- 部屋割についてはできる限り高齢者が利用しやすい客室を提供すること。
- 高齢者(満65歳以上)に対しては割引料金・粗品・飲食等の配慮を行うこと。
- 従業員に対し高齢者の宿泊客に接する際の配慮等の教育を行うこと。
- 適正な区域内に往診等の対応措置がとれる医療施設を有すること。
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